先週金曜日(2017/12/01)に行われたPowerCMS Conference 2017に行ってきました。会場についたのがギリギリだったのですが、すでに満席で座るところを探すのも大変なくらい盛況でした。
どちらかと言うと、制作の人よりは利用者の方が参加者属性としてはおおそうなイメージでした。あくまでスーツ率からの推測です。実制作者よりは、もう少しお客さまと距離が近い方が多かった印象です。
PowerCMSが生まれて10年ということで、その間にあった話とか今後どうするのか、というようなお話で野田社長の挨拶からイベントは始まりました。次々と行われるセッションでは、進化系のPowerCMS 5や、受託事業のお話、そして次世代版PowerCMSのお話など、いろいろと興味深いところは多かったです。
というのも、もともとアルファサードさんの競合に当たるスカイアークに在籍していたので、ソフトウェアに対するアプローチなどの違いも面白いなと思いました。MTCMSとは異なる部分がとても多く、「多機能」な感じがすごいです。どちらが良いという話というよりは、案件にあったソフトウェアを選択する際に、類似ではない製品を利用者は選択肢として選ぶ事ができると思います。どちらもよいプロダクトです。
他のCMSと比べるとトレンドにはのってこないMTですが、新しいバージョンのMT7の話もありますし、PowerCMSやMTCMSのようなエンプラ向けプラグインもあります。使っている機能という意味では、他のCMSと遜色はないと思います。マーケ系の機能を持つCMSとか、そもそもアプローチが異なるCMSもたくさんあるので、目的にあったCMSを選びたいですね。
#powercms カンファレンスなう。画像のALT推奨値サジェストはあると便利。そしてコピペじゃなくて「コピーする」「ALTに設定する」ボタンがつけばより使いやすくなりそう。
-- ノセノセ (@2nose) 2017年12月1日
初期値で入れてしまうと危なそうなので、能動的にボタンを押すほうがいいなと。画像を解析して、画像内のテキストをサジェストする機能はいいですね。サーバから外に出れない問題を先にクリアする必要がありますが、これは純粋にいいな!と思いました。すごいです。
またMT東京メンバーとしては、コミュニティにも引き続きサポートいただけるということで、よかったです。MT東京は、当初より特定の企業や製品に寄せない!というテーマがあるので、引き続きMTを主軸としたイベントをやっていきます(個人的意見)。
最近はいろいろなCMSに触れるようにしていますが、やはり使い慣れたツールというのは非常に使いやすいです。MTタグを覚えるには学習が必要ですが、これはどのCMSでもなにかしらの学習は必要なので問題にはならないでしょう。MTは静的出力ができることが最大のメリットだと思っています。ほぼなんでもファイルに書き出せるので、動的生成で発生するSQLのクエリを気にしていたり、DBの負荷が気になる場合は、ファイルにしてクライアントサイドでファイルキャッシュさせちゃうというのはよく行われます。静的ファイル出力は、本当に便利ですね。
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