この記事は、Movable Type Advent Calendar の19日目の記事です。2017年は画像最適化に関していろいろと調べているので、今回はMovable Typeの画像に関する情報をまとめていきます。
Movable Typeでは、画像処理ライブラリを選ぶことができます。利用できる画像処理ライブラリは、以下の4つです。
システム設定として、JPGおよびPNGの画像の品質を設定します。LightFile Core や JPEGminiなどでアップロード前に画像最適化を行っている場合は、自動変換はOFFにするのがオススメです。
アップロードした際にどのような処理を行うかを設定します。ディレクトリが汚れないために、アップロード先は設定しましょう。拡張子ごとにアップロード先を変更したい場合は、UploadDirプラグインがおすすめです。
本文・続きの入力フィールドで、画像挿入時の初期設定を指定します。サムネイルの横幅は、デザインに合わせて指定しておくと便利です。
画像のアップロード方法は、3つあります。用途によって使い分けるのがよいです。
複数の画像をアップロードすることが可能です。アップロードは、ドラッグアンドドロップで行うこともできます。エクスプローラやFinderからファイルを選択し、ぐいっと放り込みましょう。
本文・続きのリッチテキストエディタで、画像挿入ボタンを押下して画像をアップロード・選択します。ブログを書くときなど、フリーレイアウトでの文章作成に向いています。
ブログやカテゴリ、記事やページなど、さまざまな項目に対して画像フィールドを追加できます。複数の画像をまとめたい場合などは、FlexFieldプラグインや、FreeLayout CustomFieldプラグインがおすすめです。
アップロードできる画像やファイルは、設定ファイル(mt-config.cgi)で設定します。ブラックリストとホワイトリストがあり、優先されるのはブラックリストです。利用する環境変数は以下のとおりです。
使い方としては、DeniedAssetFileExtensions はそのままにし、AssetFileExtensions に必要な拡張子を追加していきます。ブラックリストの初期値は、"ascx, asis, asp, aspx, bat, cfc, cfm, cgi, cmd, com, cpl, dll, exe, htaccess, htm, html, inc, jhtml, js, jsb, jsp, mht, mhtml, msi, php, php2, php3, php4, php5, phps, phtm, phtml, pif, pl, pwml, py, reg, scr, sh, shtm, shtml, vbs, vxd, pm, so, rb, htc" です。
画像を含むアイテムのMTタグは、オンラインマニュアルにまとまっています。Movable Typeはオンラインマニュアルがとても充実しており、ググるとすぐに答えが見つかるのも本当に助かりますね。
画像に関するMTプラグインは、プラグインディレクトリから探すことができます。
その中でも透かしを入れたり、PDFの一枚目を画像として抽出してくれるなどの機能をもつ ImageUploadUtility(Pro) は高機能でおすすめです。
一枚の画像からサムネイルをたくさん出力するテンプレートの場合、再構築が遅くなることがあります。そんな時は、この黒魔術的なプラグインを入れると再構築が速くなります。
詳細はリンク先を見ていただくとして、ポイントは「画像データチェックの省略」です。MTAssetThumbnailURL を多用しているサイトでは、再構築の高速化が期待できます。
明日は、H.Fujimoto大先生です。最近はヒカリモノがトレンドですが、さらにトレンドのスマートスピーカーに関するものになるとかならないとか。
※本記事に記載されている内容をお試しする場合は、自己責任にてお願いいたします。
2018年も画像最適化をガリガリとやっていきます、たぶん。あとカメラをやり直すかどうか。いやー、やりたいこと多いけど、ぜんぜんできてない。
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