工程管理の基本をまとめてみた

工程管理の基本をまとめてみた

ウェブ制作 | | 2013/06/19更新 | 2nose

ものづくりにおいて、ディレクターの立ち位置は非常に幅広く、責任も重いものです。私はWEBディレクターという職業ですが、ディレクション業務以外に実務も多くこなしています。

そこで、特に重要なものとして、工程管理があります。これはものがどのような工程をとおして、納品物になるのか、を管理するものです。管理するものは以下の通り。

  1. 工程の管理
  2. 進行の管理

上記を常に管理していきます。複数人で共有できるツールを選ぶのがベストなのですが、ツールの使い方を間違えるとアウトなので、しっかりやらないと現場が混乱してしまいます。

何事もなければ問題ない。何かあったときに管理するのが腕の見せ所。

何かあったとき、どう対応するか。ここがポイントです。実際には以下のような方法で乗り切ることが多いです。

  1. 作業者、ラインを増やす(クラッシング)
  2. 並行作業を行う(ファスト・トラッキング)

クラッシングは、作業するリソースを増やすことです。人を増やしたり、機械を増やすことで、作業量を増やし、遅延を解消します。

ファスト・トラッキングは、よい方法ではありません。しかし、方法としてはあります。これは、先に行う作業が終わっていないのに、次の作業を並行して進めることです。料理で説明すると、野菜をゆでている間に、お魚をさばくなど、いろいろな作業を並行して行います。

実はファスト・トラッキングは、非常に有効な手段に見えるのですが、なぜよい方法ではないのかというと、以下のような理由があります。

  1. マルチタスクをこなせないといけないことが多い。
  2. 新人では経験が足りないため、先を読めないため出戻りが多い。
  3. 負荷が上がる。

予算的な都合があるので、安易にクラッシングすることができないかもしれませんが、できるだけクラッシングで対応する方がよいものができます。リソースは大事です。抱え込むタイプの人は注意しましょう(自分のことです)。

関連情報

SHARE:

前後の記事

同じカテゴリの記事

このサイトは、エックスサーバー で運営しています。

About

Web系のWebデザイナー/ディレクター/PL/PM が気付いたことを取りとめもなくつづるブログです。ECとMovable Typeが中心です。MT東京でコミュニティやってます。MTDDC Meetup TOKYO 2016実行委員長。

管理人: 2nose
URL: https://2nose.com/
Blog: https://2nose.com/blog/
E-mail: info@2nose.com

スポーツ情報まとめサイト: sports55.net

ORIGAMI | 折り紙: ORIGAMI | 折り紙

Social Links

Other Links

MT東京
MTDDC Meetup TOKYO 2016

Our Bunker

ITABASHI-KU TOKYO
JAPAN.

© 2nose.com All Right Reserved.