ものづくりにおいて、ディレクターの立ち位置は非常に幅広く、責任も重いものです。私はWEBディレクターという職業ですが、ディレクション業務以外に実務も多くこなしています。
そこで、特に重要なものとして、工程管理があります。これはものがどのような工程をとおして、納品物になるのか、を管理するものです。管理するものは以下の通り。
上記を常に管理していきます。複数人で共有できるツールを選ぶのがベストなのですが、ツールの使い方を間違えるとアウトなので、しっかりやらないと現場が混乱してしまいます。
何かあったとき、どう対応するか。ここがポイントです。実際には以下のような方法で乗り切ることが多いです。
クラッシングは、作業するリソースを増やすことです。人を増やしたり、機械を増やすことで、作業量を増やし、遅延を解消します。
ファスト・トラッキングは、よい方法ではありません。しかし、方法としてはあります。これは、先に行う作業が終わっていないのに、次の作業を並行して進めることです。料理で説明すると、野菜をゆでている間に、お魚をさばくなど、いろいろな作業を並行して行います。
実はファスト・トラッキングは、非常に有効な手段に見えるのですが、なぜよい方法ではないのかというと、以下のような理由があります。
予算的な都合があるので、安易にクラッシングすることができないかもしれませんが、できるだけクラッシングで対応する方がよいものができます。リソースは大事です。抱え込むタイプの人は注意しましょう(自分のことです)。
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